前回に引き続き、医療保険加入のポイントについて、各ポイントごとに考え方の一例を書いてみます。
医療保険に加入する際に押さえておく主なポイント、
1.医療保険の保障期間は、一定期間か、終身か。2.終身保障の医療保険であれば、払い込み期間は、一定期間か、終身か。
3.1入院で何日まで給付金が出るか(60日、120日、180日、360日)
4.入院1日当たり給付金はいくらか。
のうち、
今回は、
2.終身保障の医療保険であれば、
払い込み期間は、一定期間か、終身払いか。
一定期間の払込みにするか、一生涯の払込みにするか。
どちらを選択するか考える手がかりとして、保険料を調べてみました。(
「終身医療保険_終身払い・定期払い 総額保険料比較」30歳、男性で、
「60歳払込満了」の終身医療保険と「終身払い」の終身医療保険の払込み保険料総額で比べてみると、70歳過ぎまでは 「終身払い」の保険のほうが安く、70歳を少し超えると「60歳払込満了」の保険のほうが安くなるようです。
ひとつの考え方として、終身払い終身医療保険でとりあえず一生涯の医療保障を確保しておき、自らの必要保障額の変更や公的医療保障制度の変更があった時点で適宜保障内容を見直していく。
このようにすることで一定年令までで保険料の払込みが満了する終身医療保険よりも保険料負担が少ないうちに保障内容の変更ができます。
これから数十年後のことまで予測などできないのですから、身軽に変更しやすくしておくという考え方です。
(参考:
「終身医療保険で一生涯の安心は買えない」もうひとつの考え方として、しばらく多少割高な保険料を払うことになるけれど、一定年令までで払込みが満了する終身医療保険に加入し、収入が年金しかなくなる時期に保険料負担がなくなるようにするという考え方もあります。
また、一定年令までで払込みが満了する終身医療保険は、時期によって額が変わりますが、解約時には解約返戻金があったりするようです。
保障見直しの時には、加入済みの医療保険を解約して新しい医療保険に加入し直すのでしたら、解約返戻金を受け取ることによって、実質的な保険料負担額を少なくするということも考えられます。
ただ、いつの時点で解約返戻金がいくらもらえて、その結果、実質負担保険料がいくらになるか、そしてその額は終身払いの医療保険と比べて多いのか少ないのかを検証しておく必要もあるでしょう。
また、契約期間途中に入院したような場合は、その後しばらくは新しい医療保険への加入が制限されます。引き続き医療保障が必要な場合には、解約するわけにはいきませんから、終身払いの医療保険に比べて月々高い保険料を払っていかざるを得なくなります。
さて、どちらを選びますか?
次回は、「3.1入院で何日まで給付金が出るか(60日、120日、180日、360日)」について書いていきます。
(参考記事)
「医療保険加入のポイント」「医療保険加入のポイント(2)」「医療保険加入のポイント(3)」「医療保険加入のポイント(4)」「医療保険加入のポイント(5)」「医療保険・必要保障額の考え方1」「医療保険・必要保障額の考え方2」「医療保険・必要保障額の考え方3」「医療保険・必要保障額の考え方4」*************************
「なるほど」と思っていただけましたら、一押しお願いします。→

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コメント
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、人によって保障プランはさまざま、慎重な検討が必要ですね。
医療保険程度の保障内容であれば、消費者の資産状況によっては、加入するまでもないということもあるでしょうし。
事実、中高年の保険を売ってくれと言う保険会社の代理店もしています。その勉強会で、必要な人は少数で殆どマイナスになると思うがなぜこの保険を販売する事が生活者の為になるのか説明してくださいと質問しますが、
未だ明確な回答、又そうかもねとのレベルの回答さえきていません。要は保険会社の脅しに引っかかり保険会社とセールスが儲かれば良いとの事ですよ。私は、未だそれらの保険を販売した経験もなければ、必要だと思われる生活者にお会いしてません。
再コメントありがとうございます。
「誰でも入れます」という引受条件緩和型医療保険。
「やさしい・・・」などという商品名を付けて売っていたりまします。
払い込む保険料を見たら、
それだけ払い込んで、一体いくらもらおうとしているのか・・・、
よく考えた方がいいですね。
保険会社にしてみたら、単に、
勘違いする人がいるうちは、売っておこう。
たとえ間違った需要でも、(不安を煽って)その需要を喚起すれば買う人がいるのだから、売らない手はない、ということだけなのではないでしょうか。
保険会社自身も、内心では、生活者のためになるとは考えていないでしょう。
だから、引受条件緩和型医療保険を売ることが生活者のためになるかの質問に対して、ちゃんとした回答ができないのでしょう。
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