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加入している保険(ソニー生命・変額終身保険 他)、保障内容は妥当か?( 36歳、既婚男性 )

<<質問・原題:保険の見直しお願いします。>>
            質問日:2007/12/29

1年に一度、保険証券を持ち出して見直ししているのですがなんだか、いきづまってしまいました・・。 保険の意味すらわからなくなってしまい・・。
ただただ高い保険料をだらだら払っているのでは、と不安です。
夫36歳会社員、妻(私)会社員32歳、子供1歳。

ソニー生命
変額保険終身型60歳払い込み 終身1500万円
家族収入特約60歳払い込み 月額10万円
傷害保障 60歳払い込み 80歳まで 1000万円
災害死亡保障 60歳払い込み80歳まで 1000万円
ガン特約60歳払い込み終身 日額1万円

月額36,385円払ってます。

<<回答 >>  2008/01/03
 (ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)

【変額保険終身型60歳払い込み 終身1500万円】
一生涯の死亡保障です。死亡保障額は1500万円。払い込みは60歳で満了します。
ただ、変額保険なので、保険会社の運用状況により、払込満了後であっても解約返戻金が払い込んだ保険料を下回る-元本割れする-こともあります。
【家族収入特約60歳払い込み 月額10万円】
60歳までの死亡保障です。
万一の時には60歳まで毎月10万円が遺族に支払われます。
【傷害保障 60歳払い込み 80歳まで 1000万円】
【災害死亡保障 60歳払い込み80歳まで 1000万円】
80歳までのケガによる死亡・後遺障害を保障するものです。病気のときは出ません。
【ガン特約60歳払い込み終身 日額1万円】
一生涯のガン医療保障です。ガンでの入院、手術に備える保険です。

何年前にご加入になったかはわかりませんので、ざっくりした推定で申しますと、月額36000円余りの保険料のうち、
およそ25000円が(1)変額終身保険1500万円の保険料、
およそ3000円が(2)家族収入特約・月額10万円の保険料、
残り8000円が、(3)傷害保障1000万円、(4)災害死亡保障1000万円、(5)ガン特約(終身)日額1万円、これらの保険料になるでしょうか。

このうち、(1)の保険は、60歳の払込満了後に解約すれば、「年金の貯金のつもり」になる可能性もあります。しかし、解約返戻金が払込保険料を下回る-元本割れする-可能性もあります。

(2)の保障は、ご主人に万一のことがあった時に、給料のように毎月保険金(10万円)が60歳まで支給されるというものです。
ですので、この保険では、仮にご主人40歳時に万一のことがあると、総額で2400万円の保障(10万円×12ヶ月×20年)となりますし、50歳時ですと総額で1200万円の保障になります。
この保障は、お子さんが成人されるまでというように、一定期間内の高額保障を得る目的で加入します。
年数を経るごとに保障額が減っていくというのは、実はとても合理的な保障です。しかも、一般の死亡保障保険に比べて保険料もとても割安です。

ご主人に万一のことがあった場合に備える手段は、保険だけに限る必要はありません。

例えばの例を示させていただきますと、
(1)の保険を500万円とする。(この保険の目的は、「年金の貯金のつもり」という目的を止め、一生涯保障する「死後整理資金」という目的のみとする。)保険料は8千円くらいとなると思われる。
その代わり、25000円との差額16000円程を貯蓄。
この貯蓄額はだんだん増えていき、24年後(60歳時)には、元金だけで460万円余り。実際には利息もあるので、もっと高額になります。
しかも、元本割れもありません。さらに使途自由。もちろん「年金の貯金」にもなりますし、死亡保障の加算額としても考えられます。

このような見直しで、月額保険料は現在の半額以下になるのではないでしょうか。

●最後に保険加入で、押さえておくポイントについてお話します。

まず押さえておくべきポイントは、
何のために加入しようとするのか、ということです。
次に、いつまで保障してもらうか、いくら保障してもらうか、
という順番で考えていきます。
そして最後に、そのような保障がある保険商品は何があるか探すことになります。

●相談者家で必要な保障として、ご主人に万一のことがあった時に「遺族の生活保障をするため」の、「死亡保障」があるとします。
このひとつが、「変額終身保険」であり、また、お給料のように出るタイプの掛け捨ての保険である、「家族収入特約」です。
また、「傷害保障」や「災害死亡保障」も、「死亡保障」です。

●では次に、「いつまで保障してもらうか」については、
例えば、子供さんが成人してしまえば、大きな保障はいらない、奥様は、生命保険の保障はなくても生きていける。働くこともできるし。だから、大きな保障は60歳くらいまでで良い、という考え方ができるでしょう。
(社会保障制度として「遺族年金」制度があります。もし、ご主人がサラリーマンであれば、子供さんが成人した後でも、奥様が全くの無収入になることはありません。)
「かづな先生の保険ゼミ-遺族年金-」 )

●次に、「いくら保障してもらうか」については、・・・
例えば、現在の生活費が25万円だとします。しかし、この中には、ご主人のこづかいや携帯電話代が含まれているので、ご主人に万一のことがあったときには、生活費は20万円で済む。そのうち遺族年金で10万円超を保障してもらえる。
だから、生命保険では月10万円程度を保障してもらえば良い。
この額を子供が成人するn年後まで生命保険で保障してもらうとすると、(10万円×12ヶ月×n年)の保障があればよい、ということになります。

●他に、ご主人が万一のとき、子供さんの教育費についても、教育費が必要となる期間中だけ、生命保険の助けを借りたいということであれば、「お給料のように出るタイプの掛け捨ての保険」保険ではなく、「一時金」でもらえる保険も良いかもしれません。
こちらの商品ですと、36歳、男性、20年間保障、500万円保障、
で、月額支払い保険料は1545円です。

保険について考える一例をお話させていただきました。

+++   +++
*この記事は、「教えて!goo保険」で私が回答した記事を転載しています。
*質問及び回答内容で、一部省略・変更を加えた箇所があります。
+++   +++

☆当ブログ 関連記事☆
「生命保険は、シンプル イズ ベスト」
「保険加入の心得10か条」
「保険加入の心得10か条②」
「保険加入の心得10か条③」
「貯蓄で準備するなど愚の骨頂?」
+++   +++


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Comment

ニード喚起は十分だったのか?

こんにちは。
ご無沙汰しております。遅ればせながら…10万レビュー突破おめでとうございます。次は20万突破ですかね?
…さて、この手の相談を見るといつも思うのですが、本当にニード喚起が十分だったのか?営業パーソンと腹を割って話せる関係が築けていたのか?という疑問を感じます。
変額終身保険は保障の提供が本来の目的です。しばしば資産運用の手段と理解しているケースを見かけますが、それは誤解ですね。インフレに対応し、死亡保障の実質的価値を維持するために、特別勘定で運用するに過ぎないのです。

現役保険営業マン さん

コメント有難うございます。

>本当にニード喚起が十分だったのか?
>変額終身保険は保障の提供が本来の目的です。
>しばしば資産運用の手段と理解しているケースを見かけ
>ますが、それは誤解ですね。

本件相談のように、相談者さんが自分の保障内容について、改めて質問してきているということは、契約時に保険営業員はその顧客に十分な説明を行っていなかったのでしょうね。
コンサルティング販売をウリにしているソニー生命でさえ。

保険営業員が、自分の営業成績優先で、変額終身保険を資産運用手段の一つかのようなセールストークで販売しているのでしょうね。

この販売商品を見ていつも思うのですが、
この会社の販売手法は、顧客が払えそうな保険料の範囲内に収まるように、終身保険(変額)と定期保険とを組み合わせて、単に販売しているだけ、という印象を受けます。

コンサルティングしているのは、必要保障額をはじき出すという目的もあるのでしょうが、もっと大きい目的は、保険料支払い可能額を探ることなのではないか、と勘ぐりたくなります。


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初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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