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秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。



「yahoo知恵袋」という一般の方々からのさまざまな質問が掲載されているサイトで、
「学資保険に入っているが、もっと好評な学資保険に乗り換えるべきか?」という質問に対する回答の中で、こんなすばらしい回答に出会いました。

「保険で貯蓄している人は、保険会社の策略にやられています。・・・保険は保障ときっぱり割り切ることです。」

「ckb777727さん」という方からの回答です。保険営業員のようです。

目からウロコの落ちるすばらしい回答でした。保険営業員からの回答で、こんなすばらしい回答にはなかなかめぐり合えません。
少し長文ですが、謹んで引用させていただきます。
   ************ 以下 引用 ************

ちょっと例題ですが、あなたはどちらを選びますか?

Aの保険は『お金の貯まる保険』、Bの保険は『掛け捨て保険』です。

Aの保険は30歳男性が40歳になるまでに、もし死亡したら100万円支払われ、無事40歳になったら満期金として100万円もらえる保険です。30歳男性の保険料は9000円です。
さてこの保険に入った人が、運悪く35歳で亡くなってしまいました。
この人の奥さんには約束通り100万円が支払われましたが、ふと奥さんが『そういえば旦那は、この保険は積立だって言ってたから積立金ももらおう』と、保険会社に積立金の支払いを請求しました。
しかし保険会社は『積立金はご主人が生存して満期になったときのためのものなので、生存していたら5年分支払えますが、すでにお亡くなりになって死亡保険金100万円を受け取ったので、お支払いはできません』と答えました。
そう、保険で貯蓄をすると、貯蓄をおろすためには契約者であるご主人は生きていなければならない、というリスクがつくのです。
そしてもうひとつ、5年間でこの人は9000円×12ヶ月×5年=54万円も保険会社に支払っているのです。
たしかに100万円を残しましたが、そのうち54万円はいわば自分が払ったお金が戻っただけともいえます。言い換えると54万円払って46万円の保険金と54万円の積立金が戻ってきた、ともいえるわけで、ずいぶん高い保険料をはらったことになります。

さて、Bの掛け捨て保険ですが、もしこちらに入っていたらどうなったでしょうか?
30歳男性が40歳までの間に死亡したら100万円支払われるのは同じです。ただし掛け捨てですから40歳になっても満期金はありません。
同じように35歳で亡くなったとすると、奥さんには保険金100万円が支払われます。
でもご主人が保険会社に支払っていた保険料は、掛け捨てですからわずか300円でした。5年間でも18000円だけです。
18000円支払って100万円の保険金を残せたのですから、かなり効率のいい保険の掛け方だったことはおわかりでしょう?

そして、ここからが大切なのですが、もともと9000円の保険に入ろうとしていたので、保険会社に支払っていた300円を差し引いて8700円を自宅の貯金箱で貯金したのです。
不幸にも5年後、彼は死ぬのですが、自宅の貯金箱には8700円×12ヶ月×5年=522000円も貯金がたまっていました
保険金で差し引き100万円−18000円=982000円、貯金箱には522000円、合計1504000円のお金を妻に残せました

さて、もう一度聞きます。あなたはどちらの保険をお選びになりますか?

保険で貯蓄というのは、もうずいぶん昔の話しで、いまどき保険で貯蓄の夢を見ていると、とんでもないことになりますよ。

保険は保障することが使命ですから、そのことにコストがかかるのは仕方のないことです。
もちろんこのコストは安いほうがいいわけですよね?
ですから掛け捨てのほうが損をしないのです。

保険会社はずるいですから、貯蓄性を餌に保険に加入させようとします。でも保険会社だって営利企業ですから儲からなきゃ困ります。だから貯蓄性の高い保険は短期で解約されるとほとんど戻ってきません。貯蓄性の高い保険は掛け捨て保険より、保険料はかなり高くなります。高い保険料をあつめて、それを株や債権に投資して利益をあげるのです。
でも短期で解約されると資金を再調達しなくてはならなくなります。だから解約金を減らして、解約させづらくしているのです。
保険で貯蓄している人は、保険会社の策略にやられています。
もっと理性を磨いて、ご自分で貯蓄をしっかりしてください。そして保険は保障ときっぱり割り切ることです。
  ******** 以上、引用 *************

保険の基本は、保障。死亡保障保険なら、万一のことが起こった場合を考えて保険に加入するはず。
一定期間中の「万一のこと」に備える保険は、掛け捨て保険が如何にコストが安いか、ということが良く分かる回答でした。 至極納得!! 

低コストの保険に加入しておき、その間に貯蓄をする。保険に頼らなくても良くなったら、保険加入を終了させれば良いのです。

「保険で貯蓄を」などという勧誘は、単に保険営業員のご都合主義の場合が多そうですね。
死亡保障を貯蓄で準備するなど愚の骨頂などと言った営業員がいました。
また、低解約返戻金型で予定利率固定型の終身保険をオススメの営業員もいます。
客の都合より、自分の都合優先、ということでしょう。保険のことを知らないヤツが悪い、ということなのでしょうか。

<参考記事>
「掛け捨てでない保険が良い?(1)」
「掛け捨てでない保険が良い?(2)」

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