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貯蓄目的で終身保険に加入したい

<<質問・原題:積立利率変動型と変額終身保険と低解約返戻金型終身保険の違い>>
            質問日:2008/09/11

積立利率変動型終身保険と変額終身保険と低解約返戻金型終身保険、どれがいいのかで悩んでいます。
それぞれのメリット、デメリットを教えてください。
貯蓄目的と考えているので、変額終身保険で返戻金が下回ってしまうかもしれないのは、困ってしまいます。
低解約返戻金型は最初から利率が決まっていると考えていいのですね。
保険料も低解約型のほうがお安いように感じるのですが、そうなると積立利率変動型よりいいのかなと考えてしまうのですが。
見直しはこれで最後にしたいので悩みます。
またそれぞれでお勧めがあるようでしたら、教えてください。よろしくお願いします。

<<回答 >>  2008/09/14
 (ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)

相談者さんは、ローリスクの資金運用手段の一つとして「終身保険」の利用をお考えのようです。

そのようなお考えがあっても良いと思います。中には、自分は貯金が苦手だから、あえて「保険」を使って貯蓄をする、という方もいらっしゃるようです。

相談者さんは、保険会社営業員にはとても好まれるお客さんではないかと思います。数ある資金運用手段の中から、「保険」という手段を選び、さらに保険営業員にとって販売手数料が稼げる(らしい)「終身保険」を選ぼうとしているのですから。

一般的には、保険営業員に向かって「お勧めがあるようでしたら、教えてください。」と言うと、ほとんどの営業員は、「良い選択です。オススメは・・・」と言って、自分にとって一番販売手数料が稼げる種類の終身保険を勧めてくることでしょう。
この回答欄で回答を寄せている、保険専門家・CFP007さん、保険専門家・rokutaro36さんのような良心的な回答をしてくださる方は、非常に稀だと思います。

個人的には、CFP007さんがおっしゃるような「リスクを取らない貯蓄目的が主であれば、終身保険を活用するよりは、貯蓄をされることをお勧めします。」という意見に賛成です。

また、後田 亨氏が、著書(生命保険の「罠」)の中で書いている、『保険とはあくまで「日常的には準備できない金額」や「不測の事態」というキーワードにこだわりながら関わっていくべき』という意見に賛成です。

相談者さんがおいくつなのか、男性か女性か、はたまた、どのような保険から今ご検討の終身保険に見直そうとしているのかは分かりませんが、
もし、「予測可能な事態」である、老後に必要な資金を蓄える目的で「終身保険」を活用しようとお考えであれば、
もし、「終身保険」を活用される場合でも、ホドホドにしておき、
貯蓄等の他の資金運用手段をメインに活用されたら如何でしょうか。

某社の低解約返戻金型終身保険は、
30歳加入、60歳払込満了の低解約返戻金型終身保険に加入すれば、30年後(60歳時)の受取額(解約返戻金)は、総額払込保険料の120%になります、などと言うセールストークで売られたりしているようです。
しかし、預金利率に換算したら、たかだか1.2%程の利率です。
今でこそ、銀行の預金利率は1%未満ですが、今後ずっと同じだとは考えにくいと思います。
数十年にわたる"元本割れ"リスクをかいくぐって終身保険で運用してもこの程度です。
銀行預金であれば、1000万円未満は"ノーリスク"です。

賢明なご判断をされますことを。

 ********************************
 この相談者さんに対する回答で、CFP007さんの回答が大変参考になりますので、以下、謹んで転載させていただきます。
   *  *  *  *  *
こんにちは。総合保険代理店を経営するCFPのおやじです。
できるだけ簡潔に違いをまとめてみたいと思います。

その前に、リスクを取らない貯蓄目的が主であれば、終身保険を活用するよりは、貯蓄をされることをお勧めします。
現在、ネット銀行などの1年、2年定期は、1%近い金利で運用できますし、保険の保障を買う分、運用効率は悪くなりますので、どなたかも仰っていましたが、こつこつ貯めるのが目的であれば、保険は保険、貯蓄は貯蓄と割り切るべきで、どの終身保険もお勧めしません。

1)積立利率変動型終身保険
保険会社が保険料を運用するための基礎としている予定利率が、ある一定の率で最低保証され、市場金利に合わせて変動する終身保険です。金利が上がっていけば、解約返戻金および保険金も増えていきます。
現在、最低保証の利率は、ジブラルタは1.5%、アリコ、あいおいが 1.75%、ソニーが2%です。
通常の5年ごと利差配当付き終身保険と比べると、金利の変動に柔軟な仕組みになっています。

2)変額保険(終身型)
保険料の一部を、特別勘定で運用し、その成果を保険金額と解約返戻金に反映させる仕組みの終身保険です。ただし、死亡保険金は契約時の基本保険金額が最低保証されています。
保険という商品は、将来に向けて金利が固定する分、インフレによる貨幣価値の目減りには弱い商品です。そこで、インフレに準じて上がるとされる株式や債券で運用することで、インフレをヘッジすることを目的として作られた商品です。

ソニー生命などの変額保険(終身型)の保険料が安いのは、保険料算出の基礎となる予定利率が3.5%と他の終身保険などより高く設定されているためで、解約返戻金に最低保証がないためではありません。
一般的には、特別勘定で運用し、保険金が増える仕組みから、同じ予定利率であれば、変額保険(終身型)の方が、一般の終身保険よりも保険料は高くなります。

また、日本の旧来の生命保険会社が売っている(売っていたというほうが正確)は、特別勘定の選択が保険会社任せのものが主流でしたが、ソニーやその他の会社の商品は、保険会社が準備した株式、債券、短期金融資産などのそれぞれ特徴ある特別勘定から、お客様自身が選ぶようになっていますので、株式が調子が悪 いときは、債券に移し変える。もしくは、リスクのほとんどない銀行預金などと同じ、短期金融資産などに一時避難することも可能です。

3)低解約返戻金型終身保険
商品の仕組みは、・・・払込期間中の解約返戻金を抑えることで、払い込みが終わった後の解約返戻金が、一般的に支払保険料以上に戻るということが魅力のように感じますが、これから何が起こるか分からない中で、払い続けなければならないリスクを取ってまで、得られる貯蓄効果は少ない と言わざるを得ません。

以上、リスクを取りたくなくて、貯蓄目的であれば、「貯金」。保障目的であれば、保険料が他よりも安い「変額保険(終身型)」がお勧めです。参考にしていただければ幸いです。
************以上、CFP007さん回答*************

+++   +++
*この記事は、「教えて!goo保険」で私が回答した記事を転載しています。
*質問及び回答内容で、一部省略・変更・追加を加えた箇所があります。
+++   +++

☆当ブログ 関連記事☆ (H23.3.20追加記載)
「終身保険どれが良い?(低解約返戻金型、利率変動型)」
「終身保険-予定利率と保険料、解約返戻金との関係は?」

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+++   +++


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初めて生命保険を契約してから○十年。
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