<<質問・原題:どうなんでしょう?>> 質問日:2008/04/18
職業は公務員(現在34歳既婚、子供2人)です。定期を終身に切り替えようか迷っています。現在エジソン生命の医療保険定期124日型に入っており、
○10年払い込みで平成12年10月開始→平成22年10月完了
○入院給付金日額10,000円、死亡保険金額1,000,000円、災害死亡保険金額1,000,000円、ガン死亡保険金額2,000,000円
○保険料4,220円
という状況です。これはあと2年で満期なので、保険屋から「終身に切り替えた方が絶対お得よ〜」と言われ、出してきた設計書が、
○医療保険(終身124日型、60歳払い込み)
○入院日額10,000円(保険料6,760円)
○手術保障特約10・20・50万円(保険料790円)
○ガン保障特約日額10,000円(保険料830円)
○特定疾病診断100万円(保険料1,460円)
○保険料9,840円
ここでこれを26年間払うとすると9840円×12ヶ月×26年=307万80円
一方、定期を更新して60歳まで払い続けるとして、http://www.aigedison.co.jp/service/products/iryo_t/premium.html
で仮に基本保障+三大疾病保障コースで計算すると、
4550円×12ヶ月×6年+5960円×12ヶ月×10年+9590円×12ヶ月×10年=115万7880円となります。80歳まで生きたとして残りの20年を差額約191万の医療費で賄ってドローです。
こう考えるとどちらが得なのか、まさにアリ地獄状態です。
誰かアドバイスをください。
<<回答 >> 2008/04/19
(ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)
相談者さんは公務員との事。
民間医療保険を考える前に、まずご自分がご加入の共済組合でどのような福利厚生制度があるのかご確認してみることをオススメします。
一般的な高額療養費制度での自己負担額は「
NIKKEI NET−高額療養費とは?」」のとおりですが、共済組合では独自の付加給付がありませんか?
もし、あるとすれば、入院時の自己負担額はもっと少ないはず。
以前
「医療保険に月々14000円。騙されていないですか?(32歳、専業主婦)」でご紹介した、
「NIKKEI NET−医療保険設計のポイント」に記載されている、
[(A)入院中に確保できる収入]− [(B)入院に関する費用]−[(C)入院中に確保すべき生活費]
の式に当てはめて、1日当り入院給付金額がいくら必要かを確認してみてください。
入院中でも、有給休暇中は給与全額支給されますね。そうしたら、その期間中の(A)は給与全額を見込むことができます。
さて、その結果、いくらになりましたか? 2千円/日でしたか? 3千円/日でしたか?
医療保険に加入する時に確認するポイントは、
1.医療保険の保障期間は、一定期間か、終身か。
2.終身保障の医療保険であれば、払い込み期間は、一定期間か、終身か。
3.1入院で何日まで給付金が出るか (60日、120日、180日、360日)
4. 入院1日当たり給付金はいくらか。というようなものがあります。
このうち、「4.」は解決しますね。
また、「1.」については、定年退職後の医療保障が心配、ということもお考えもあるかもしれません。しかし、そのくらいの年齢になれば、お子さんも自立され、先ほどの計算式中、「(C)入院中に確保すべき生活費」は、今よりずっと少なくなるでしょう。
そうすると、定年後の医療保障も大して必要ないかもしれません。
入院時に対する備えは、民間医療保険だけが全てではありません。
貯蓄が100万円あれば、入院1日5千円の医療保険で、200日分の保障を持っていることと同じです。
そうはいっても、少しでも入院時の自己負担額を減らしたい、そして保障期間はとりあえず一生涯ほしい、ということであれば、
終身医療保険に加入することになるでしょう。
しかし、オススメは、シンプルな内容の医療保険です。
こんなときは○○給付金が出て、あんなときは△△給付金が出るような、特約イッパイの医療保険は、多くの場合相談者さんの保険料負担額を増やすだけだと思います。但し、こんなときやあんなときが来るような滅多にない災難に見舞われれば別かもしれません。しかし、民間医療保険がこんなときやあんなときに保障してくれる内容はたかがしれています。
おそらく貯蓄を100万円程度持っていれば事足りるのではないでしょうか。
ご自分でも確認してみてください。どんな時にどのくらいの給付金が支払われるのかを。そしてそのために、どれだけの保険料が必要かを。
また、終身医療保険商品は、エジソン生命だけではありません。
医療保険選びの時に抑えるポイントを4つほどご紹介しましたが、それらのポイントを押さえた上で、参考にしてみてください。
そして、保険を選ぶ時のもうひとつのポイント、それは、
「欲張らないこと」です。
民間医療保険だけで全てを賄おうと考えないこと、
と私は考えます。
+++ +++
*この記事は、「
教えて!goo保険」で私が回答した記事を転載しています。
*質問及び回答内容で、一部省略・変更・追加を加えた箇所があります。
*ご参考 記事
「医療保険加入のポイント」「医療保険加入のポイント(2)」「医療保険加入のポイント(3)」「医療保険加入のポイント(4)」「医療保険加入のポイント(5)」「損をしたくないなら引き算を−asahi.com「営業のプロが教える保険のカラクリ」−後田亨」+++ +++
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