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支払条件の厳しい"三大疾病特約"

がん・脳卒中・急性心筋梗塞になったら、給付金がでるという宣伝文句の「三大疾病特約」。

では、これらの病気になった人は皆、この特約から給付金が出るのか・・・・・?
答えは"NO"。実際はそんなに甘くないようです。
「三大疾病特約」に定められている給付要件とは・・・・・

「All About プロファイル-ファイナンシャルプランナー 釜口 博-コラム-支払条件の厳しい特約たち(三大疾病特約)」によれば、

がん」の場合・・・悪性新生物であれば給付される。皮膚がんや上皮内がんでは給付されない。
(参考:ガン保険の対象疾病→「アフラック-ガン保険の対象疾病

脳卒中」の場合・・・解りやすい言葉にすれば、「喋れなくて」「動けなくて」「24時間麻痺が続いている」状態が「60日以上継続」しないと給付金は1円ももらえない。

急性心筋梗塞」の場合・・・急性心筋梗塞になって、60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したという医師の診断書がでれば給付金はもらえる。しかし、急性心筋梗塞の患者さんのうち60日以内に社会復帰されてる方が50%残りの50%の方は2~3時間で亡くなられている。つまり、急性心筋梗塞では特定疾病保障の支払対象には全くならない。

釜口氏によれば、『ものすごく荒っぽい言い方をすると、この「特定疾病(3大疾病)保障特約」は、がんの中でも悪性新生物だけが保障対象の掛捨ての保険
ということのようです。

「三大疾病特約」を付けるくらいなら、単体のガン保険に入っておいたほうがまだマシ、ということのようです。

他に「三大疾病保険(特約)」の支給状況の厳しさを書いた記事として、

「実際に生前給付を受けるための条件は大変厳しく非常に重度の状態に限られ、一度にまとまった入院給付金を受け取って治療費に充てるというより、死亡保険金を前倒しで受け取るというイメージの方が近いようです。」 (保険クリニック- 三大疾病保険・特定疾病保険)

「ひとつの勘違いは、3つの病気になったらすぐに受け取れると思っている人が多いことです。残念ながら、・・・すぐに保険金が受け取れるものではないのです。」(保険選びネット-三大疾病保障保険ってつけたほうがいい?

「脳卒中・心筋梗塞・・・は・・・ぶっちゃけた話、60日入院しているか、自宅で寝たきり状態でないと出ない。ガンにいたっては・・・よほど進行したガンにならないと出ない。役にたたない特約ベスト1にふさわしい商品です。」(保険クリニック裏病棟-役にたたない特約

ここまで、三大疾病特約の支払条件が厳しい、厳しいなどというと、「実際にこの特約からこんなに支払われている」などと言ってくる保険営業員が出てきそうです。
しかし、契約全体に占める支払件数の割合はというと・・・・・?
第一生命・「特定状態収入保障特約」の例です。
特定状態収入保障特約とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病で所定の身体障害状態になった時、または所定の要介護状態になった際、・・・生活資金が支払われるというもの。(通常の三大疾病特約よりも保障範囲は広い)

「特定状態収入保障特約の契約件数は、平成19年度末で約105万件。一方、3大疾病等により所定の状態になった人に対する保険金支払いの累計件数は、1754件。支払件数が契約全体に占める割合・・・は約0.17%。」
(asahi.com保険のカラクリ-「降水確率0.17% 年30万円の「傘」買いますか?」

「三大疾病特約(保険)」を売っている保険営業員は、もちろんこんなことは教えてくれません。(たぶん)
三大疾病になったらすぐ給付金がでるかような営業トークを繰り広げることでしょう。(たぶん)
よくよく給付要件を確認しないで、こんな特約に加入すると、単にお金をドブに捨てるだけ、ということになりかねません。お気をつけください。
(もちろん、ご自分で給付要件を良く確認したうえで、あるいは、保険営業員からしっかり給付要件の説明を受けたうえで、この特約を付けるのであれば、何も申すことはありません。)


☆関連記事☆
「3大疾病保障は必要ですか?」

「医療保険はどれほど必要なのか?(2)-社会保障制度を踏まえて-」
「入院費の支払に貯蓄を取り崩すのは損?」

「医療保険に「先進医療」特約は必要か?」
「「先進医療」について」

第一生命・「第一生命の現状2008」
(126ページ(事業の概要-保険契約業績)に、特定状態収入保障特約の19年度末保有契約件数1,051,146件と記載されている)


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関連記事

Comment

団信の代わりになる保険についての検討

秋桜児さんのブログを読んで保険について考え直すきっかけになりました。

もしよろしければ今後、以下のような内容の保険についても検討していただければと思います。

最近の低金利の恩恵でフラット35を使用する人が増えていると思います。
フラット35については団信が任意のため、年齢によっては生保でまかなった方が安い場合もあります。
通常の団信だと収入保障保険で問題ないと思いますが、三大疾病付団信に代わる生保商品はあるのでしょうか?
(期待するのは癌のところだけですが・・)

若い人であれば数十万の節約になると思います。

Re:団信の代わりになる保険についての検討

プリノスケ さん

コメントありがとうございます。

「三大疾病付団信に代わる生保商品」、「(期待するのは癌のところだけ」
とのことです。

●銀行窓口による販売に特化したカーディフ生命という会社が、団信保険(死亡保障)にガンの保障をプラスした商品を販売しているようです。
http://www.cardif.co.jp/products/loan/index.html
三井住友銀行は、標準の住宅ローン金利に0.2%を上乗せして、ガンと診断されたら、ローン残高を保障する、三大疾病保障付住宅ローンがあるようです。(引受け保険会社は、カーディフ)
http://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/osusume/hoshou/sandai_detail.html

また、同社では、ガンに掛かったら、一定金額を給付する保険もあります。ローン残高連動ではありません。(死亡保障はセットではないようです。)
「自由に使える保険(ガン保障タイプ)」
http://www.cardif.co.jp/vie/products/lumpsum/pdf/vie_tokyo_15.pdf
(イオン銀行での取り扱い例)
http://www.cardif.co.jp/vie/products/cancer/pdf/cancer_panf_aeon.pdf

●この他、住宅ローン残高と連動ではありませんが、他の保険会社でも、死亡した場合あるいはガンに罹患した場合に一時金(一定額)が給付される保険があります。

例:
東京海上日動あんしん生命「特定疾病保障定期保険」

NKSJひまわり生命「特定疾病保障保険」

ソニー生命「リビング・ベネフィット」

●最後に、YOMIURI ONLINEに「住宅購入予定者は必読! 団信vs収入保障保険」
という記事がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/kouza/fp/04/20120222-OYT8T00392.htm
「たとえば、災害等で命を落とした場合をイメージすると、団信であれば、ローン返済者が亡くなったことがわかった時点でローン残債がなくなります。対して、収入保障保険等の一般の生命保険で手当てするプランを選んだご家庭では、頼りになる人を亡くして心身ともにボロボロな中、生命保険金を受け取ってローン残債に充てる手続きを、遺族は自力でする必要があり、負担がとても重いように感じます。

 実際には、相続や遺産分割など様々な処理を、タイトなスケジュールのなかでしなければならないので、相続人の間でもめたりすると大変な状況に。そんな事態でも、受取人が無理せず対応可能かどうかの吟味は必須と考えます。」
と書かれています。

「保険料」と言う面からだけでなく、万一のことが起こったときの精神的負担なども考慮が必要ということです。


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Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
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自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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