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入院費の支払に貯蓄を取り崩すのは損?

病気で入院したときに、貯蓄を取り崩すのはもったいない。医療保険から給付金をもらえるとオトク。
だから、あらかじめ医療保険に加入しておいて対処する。
「入院したときに、医療保険から給付金が出たので助かった。貯蓄を取り崩さずに済んだ。」
時々そんな声を聞きます。一瞬、確かにそうか、とも思います。

しかし、本当にそうなのでしょうか?

30歳、男性、貯蓄額200万円、
の人が医療保険に加入する場合と加入しない場合で考えてみます。
分かりやすくするために、月々の生命保険料は貯蓄額から支払っていくこととします。
この男性は、31歳の時に骨折で30日間入院しました。さらに不運なことに40歳のときに胃潰瘍で20日間入院しました。
60歳時の貯蓄額は、医療保険に加入した場合と加入しなかった場合、どちらが多く残っているでしょう。

○医療保険に加入した場合
次の終身医療保険に加入したとします。
入院1日5千円、入院1回当たり60日まで保障、60歳払込満了
保険料月額3千円(60歳までの保険料総額108万円)

・骨折入院(30日間)時
 高額療養費制度(http://ucosmos.blog95.fc2.com/blog-entry-346.html)があったので、入院費として病院に払ったのは11万円でした。
 一方、保険会社から15万円の入院給付金が支払われました。

・胃潰瘍入院(20日間)時
 高額療養費制度があったので、入院費として病院に払ったのは10万円でした。
 一方、保険会社から10万円の入院給付金が支払われました。

・60歳時の貯蓄残高 96万円

○医療保険に加入しなかった場合
・骨折入院(30日間)時
 高額療養費制度(http://ucosmos.blog95.fc2.com/blog-entry-346.html)があったので、入院費として病院に払ったのは11万円でした。

・胃潰瘍入院(20日間)時
 高額療養費制度があったので、入院費として病院に払ったのは10万円でした。

・60歳時の貯蓄残高 179万円

如何ですか?
60歳時の貯蓄額の差は83万円。
終身医療保険に加入している方は、60歳以降入院した場合、60日以内の入院であれば、入院費支払額とおおよそ同額の入院給付金がもらえそうですので、貯蓄額は減りそうもありません。

しかし、医療保険に加入しなかった人は、加入した人に比べ約80万円多く貯蓄額を残していますので、60歳以降に30日の入院を8回繰り返して、やっと、医療保険に加入した人と同じ貯蓄額になる計算です。
ただ、一般的に考えて、60歳以降に病気等の治療のために8回も入院を繰り返すことができる・・・?非常に考えづらいと思います。

このように比べてみると、本当に「医療保険から給付金をもらってオトク!」ですか?

貯蓄の範囲内で賄えそうな入院費まで、高い保険料を払って保障してもらう必要性は、どれほどありそうですか?

(H24.10.13 一部加筆修正)

☆当ブログ 関連記事(H25.05.20加筆)☆
「医療保険はどれほど必要なのか?」
「医療保険はどれほど必要なのか?(2)-社会保障制度を踏まえて- 」
「社会保障制度のチカラ」

「医療保険で得られる「安心」の実態-原価率など-」
「なぜそんなに民間保険を契約したいのですか?」
「終身型の医療保険、一生の安心には疑問符」
「終身医療保険で一生涯の安心は買えない」

「医療保険に「先進医療」特約は必要か?」
「支払条件の厳しい"三大疾病特約"」

「医療保険加入のポイント」
「医療保険加入のポイント(2)」
「医療保険加入のポイント(3)」
「医療保険加入のポイント(4)」
「医療保険加入のポイント(5)」

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(赤い文字で書かれたものは本記事に関連が深いカテゴリーです。橙色で書かれたものは、その次に関連があるカテゴリー。)
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Comment

初めまして。
記事を拝見していて、納得してしまいました。
確かに保障してもらう必要性は?と感じてしまうけど
癌にならないとも限らない今、安心を買っていると思えば安いのかもしれません・・・

ペット迷子保険 さん

コメント有難うございます。
また、ご賛同いただき有難うございます。

保険に加入を検討するときに、どれだけの経済的負担がありそうなリスクに、どれだけの保険料を払い込むのか、ということも重要な要素だと思っています。

漠然とした「不安」から(漠然とした安心を得るために)保険に加入してしまうと、割高な保険に加入してしまう気がします。

「割高商品は不安を煽って売る」
http://ucosmos.blog95.fc2.com/blog-entry-268.html
この記事もお役に立てますと幸いです。


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秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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