スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生命保険料滞納による失効は違法

平成21年10月1日、asahi.comに、「生命保険料支払い滞り失効、東京高裁「違法」判決」という記事がありました。

記事は以下のとおりです。

 保険料の払い込みが2カ月間滞り、約款に基づき契約が失効した横浜市の男性(53)が、ソニー生命保険(東京)に契約有効の確認を求めた訴訟の判決が30日、東京高裁であった。大坪丘(たかき)裁判長は「約款は消費者の利益を一方的に害しており、消費者契約法に反する」と述べ、約款を無効と判断。男性の請求を棄却した一審・横浜地裁判決を取り消した。

 判決などによると、男性は04年8月と05年3月、2件の生命保険契約を締結し、月額計約1万6千円の保険料を支払っていたが、07年1月分を、猶予期限の2月末時点までに支払えず、契約が失効した。

 大坪裁判長は「意に反して契約が終了した場合の契約者の不利益の度合いは極めて大きい」と指摘。「信義誠実の原則に反して消費者の利益を一方的に害する」とした。

 原告側の代理人弁護士は「多数の契約者を救済する可能性がある画期的な判決」としている。

***以上、asahi.com 2009.10.1 3時3分 記事**

この判決内容の詳細はわかりません。また、この判決内容で最終的に確定するのかどうかについても分かりません。

これは管理人の勝手な推測ですが、裁判所が生命保険契約の失効を違法だと判断した背景には、生命保険会社の怠慢があるのではないかと思っています。
つまり、
-契約が消滅してしまうという、契約者自身にとって重大な事態であるのに、単に「2ヵ月後に自動的に契約が失効すると約款に書かれているから」という理由だけで、保険会社は契約者に十分な案内をする義務も、また、失効について契約者の同意を得る義務も負わず、一方的に失効させる仕組みとなっている。これでは消費者保護が十分に図られているとはいえない。だから約款は無効である。
-こんな推測をしています。

消費者に契約させるときには十分な説明もせず契約させておいて、いざ契約してしまった後は、「大事なことは約款に書かれている。それを理解していないあなた(契約者)が悪い。知らないうちに失効したのは自己責任である。」と言わんばかりの保険会社の対応に、裁判所が異議を唱えたのではないか、と勝手に想像しています。

東京高等裁判所のこの判決について書かれたブログ記事などを検索してみました。当然かもしれませんが、保険会社など保険関係者が書いた記事は見つかりませんでした。(自分に都合が悪いことですから。)
この判決に対して、税理士の平仁(たいら・ひとし)という方が自身のブログ「下町の頼れる税理士ブログ」で取り上げているくらいでした。

この東京高裁判決が画期的な判決だと思う人は、原告側の代理人弁護士のほかに、もっとたくさんいないのでしょうか?

☆関連記事☆
「生命保険料滞納による失効は違法(2)」

《当ブログ・カテゴリー目次》
「快適らいふ        目次」
 ・「はじめに         目次」
 ・「生命保険         目次」
 ・「必要保障額の考え方 目次」
 ・「医療保険         目次」
 ・「生命保険料       目次」
 ・「生命保険料比較    目次」
 ・「保険募集人       目次」
 ・「保険商品         目次」
 ・「保険会社         目次」
 ・時事ニュース      目次
 ・「生命保険 関連用語  目次」
 ・「保険加入参考サイト  目次」
 ・「生命保険Q&A     目次」
 ・「言葉の備忘録      目次」
 ・「日記            目次」
(赤い文字で書かれたものは本記事に関連が深いカテゴリーです。橙色で書かれたものは、その次に関連があるカテゴリー。)
関連記事

Comment

ご無沙汰しております。
さて、本事案については法的な知識がないのであれこれ並び立てるつもりはありません。

ただ、
>保険会社は契約者に十分な案内をする義務も、また、失効について契約者の同意を得る義務も負わず、一方的に失効させる仕組みとなっている。…
>>という記述は明らかに一方的な考えですね。保険会社は、1ヵ月分の保険料払込がなかった時点で契約者に通知します。

現役保険営業マン様

本当に久々のコメント有難うございます。

>保険会社は、1ヵ月分の保険料払込がなかった時点で
>契約者に通知します。

失礼いたしました。
ところで、1ヵ月分の保険料払込がなかった時点で契約者に行われる通知は、どのような内容なのでしょうか?

ブログ本文にも記載しましたが、私は判決文の詳細を知りません。
しかし、その通知が契約者にとって十分に役に立つ(機能する)通知であれば、なぜ東京高裁判決で「生命保険料滞納による失効は違法」という判断が下されたのでしょうか?

そもそもなぜ原告は、被告(ソニー生命)を相手取って契約有効の確認を求めた訴訟を起こしたのでしょうか?

判決文が入手できたときには、もう一度このことについてブログで触れてみたいと思います。


 編集・削除ができます。
 管理者にだけ表示を許可する
 
 

保険で備えるお金 簡易計算

 

生命保険で備えるお金(必要死亡保障額)を簡易計算するツール

    
妻子の当面必要な生活費(月額) 円(a)
妻の収入や公的遺族年金(月額) 円(b)
保障必要期間 年(c)
その他の必要支出 円(d)
その他収入(退職金等) 円(e)
貯蓄

円(f)





生命保険で備えるお金 円(g)

 

プロフィール

 

秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
ブログ管理人・自己紹介

 

ご訪問に感謝

 
現在の閲覧者数:
 

By FC2ブログ

 
 

リンク

 
 

ライフネット生命

 
 

全国の天気

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。