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貯蓄代わりにもなる保険?-(まとめ)この世にお得な保険はない

これまで5回にわたって、低解約返戻金型終身保険の特長について書いてきました。

低解約返戻金型終身保険は、長期間に亘り最後まで払込を終えた人に限ってしかもその時点で生きている人に限って、中途解約した人から"ピンはね"(*1)したお金を元手に、ささやかなご褒美として「戻ってくるお金」(解約返戻金)を増やす仕組みになっていることで、はじめて「貯蓄代わりになる」としている保険です。
中途解約した人にとっては、平均で預け入れ額の20%~30%程度の手数料を払って貯蓄をしていたようなもの)

低解約返戻金型終身保険では、長い長い保険料払込期間中に中途で解約してしまう人が8割~9割と見込まれるようなのです。
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(2)」

また、低解約返戻金型終身保険(T社・商品名N)では、契約期間中「予定利率」(*2)に変動がないため、最後まで払込を終えた人に限ってもらえる"ご褒美相場"の解約返戻金の額にも変動はありません。
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(3)」

このような低解約返戻金型終身保険は、保険営業員(代理店)にとって、それなりに利益になる商品のようです。
ですので、保険代理店に行くと、まず第一にオススメ商品として勧められる可能性があります。「貯蓄代わりになりますよ」と。
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(4)」

保険営業員のオススメにしたがって、貯蓄代わりに低解約返戻金型終身保険に加入する必要はありません。
「貯蓄+逓減定期保険」を利用することにより、同終身保険と同額負担で、おおよそ同程度の保障を得ながら、保険料払込期間中の「戻ってくるお金」が減ってしまうリスクを軽減する方法もあります。
保険代わりにもなる貯蓄」を利用する方法もあるのです。
「貯蓄代わりにもなる保険?-保険でなくても保険はできる」

また、低解約返戻金型終身保険で"貯蓄代わり"にしようとしたら、損しないためには、そこに払い込んだお金(保険料)は、払込期間中(数十年間)はその保険会社に塩漬けにしなければいけません。世の中の金利がどんなに上がろうと。
一方、「貯蓄+定期保険」で低解約返戻金型終身保険と同程度の保障・貯蓄機能を作る場合には、貯蓄の預け入れ先は自由に動かすことが可能です。預金利率が上がれば、当然貯蓄効果も上がります。

ですので、
低解約返戻金型終身保険に加入する人は、
①保険営業員のセールストークを鵜呑みにすることなく、
②どんな目的で加入するかが明確であり、
③子供の教育費がかさむようになるなどして、その払込保険料が生活費を圧迫するようになっても、保険料払込期間中は解約することなく、
④世の中の預金利率があがっても、この保険に加入していることを恨めしく思うことがない、
人でないと、結果として、「こんなはずではなかった」と思うことになります。

基本的には、保険営業員は、あなたがその商品を選んだ結果について責任をとってくれません。
きっと彼らはこう言います。「選んだのはあなた。自己責任です。」と。
たとえ、彼ら(保険営業員)があなたに十分な情報提供をしなかったとしても。
「私を(担当営業員に)選んだのも、あなた。自己責任です。」

だから、後悔しないためには、
保険商品を勧められたら、まず「なぜ?」と聞きましょう。
なぜ私にその商品を勧めたの? なぜその保障が必要なの? なぜそれがオトクなの?

基本的に、保険営業員はあなたにオトクな商品は勧めません。
なぜなら、現在売られている商品で、保険加入者にとってオトクな保険商品などないのですから。(*3)
(オトクそうに見えるだけ)
あるのは、保険営業員にとってオトクな商品だけです。
オススメ商品は、保険営業員にとってオトクなだけの商品です。

  ------------------------

(*1)ピンはね・・・低解約返戻金型終身保険は、保険料払込期間中の解約返戻金が、従来型終身保険の70%に引き下げられています。払い戻す解約返戻金を少なくした分、保険料を安くする仕組みのようです。保険料を安くしても、中途解約者からの解約返戻金"ピンはね"分があるから、結果として、保険会社は従来型終身保険と同水準の保険収入を確保できるということ。だから、払込満了期には解約返戻金水準を従来型終身保険と同じにできる。
このようなことから、「中途解約した人から"ピンはね"したお金を元手に、ささやかなご褒美」という表現をしています。

(*2)予定利率・・・一定の運用収益(運用利回り)を想定して、その分を保険料から割り引いている。この割引率(運用利回り)。但し、運用する対象は、保険料のうち「責任準備金」に回す分。
  「ALL Aboutマネー-これってお得ってこと?生命保険の予定利率」
  「YAHOO!保険-責任準備金と予定利率」
  「かづな先生の保険ゼミ-予定利率とは?」

(*3)オトクな保険商品などない・・・保険営業員はオトクな保険などないと知っているから、自分自身は必要最低限のシンプルな保険にしか加入していない。
  asahi.com「保険選びの相談料は、日本になじまないのか?」

-------------------

☆当ブログ 関連記事☆ (H23.3.20追加記載)
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(1)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(2)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(3)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(4)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-保険でなくても保険はできる」
「貯蓄代わりにもなる保険?-(まとめ)この世にお得な保険はない」

「低解約返戻金型終身保険」に横たわる"長くて深い谷"

「掛け捨てでない保険が良い?(1)」
「掛け捨てでない保険が良い?(2)」
「掛け捨てでない保険が良い?(3)」
「「保険も三角」のススメ」
「「保険も三角」のススメ(2)」

貯蓄目的で終身保険に加入したい
保険の貯蓄性という幻想
低解約返戻金型保険と定期預金、どちらが利殖に有利?

「教育資金を貯める方法は保険が有効か?」
「教育資金を貯める方法は保険が有効か?(2)」

アカウント型保険を終身保険に見直すべき?(57歳、男性)
一般の主婦が月額保険料36000円の保険に入るのは?(40歳、主婦)


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関連記事

Comment

 いつも勉強させて頂いております。
 ちょうど2年前に、この終身保険(1500万)に加入しました。ここ一年くらい、若干の疑問を感じながら保険料を支払ってきましたが、やはりそういうことなんだと解りました。
 貯金と定期保険の組み合わせで十分対応できますね。しかも、職場には団体定期保険があるので、更に、費用は安くできそうです。
 確かに、確実に年利1%で運用できるかといわれると解りませんが、貯金なら特にペナルティを負うことなく、いつでも自由に使えますし、死ぬまでには、それ以上貯めることも可能でしょうし。
 要するに、コストを考えましょうということですね。
やはり、保険は保険、貯蓄は貯蓄というところに戻るんですね。勉強になりました。早速、行動したいと思います。ありがとうございました。

青山さん

当ブログをご覧いただき有難うございます。

>要するに、コストを考えましょうということ
>保険は保険、貯蓄は貯蓄

本ブログ記事の趣旨をご理解いただき有難うございます。
デメリットのない保険商品はありません。保険営業員はそのデメリットは言わないでしょうが。

今の時代、保険で貯蓄するには不向きのようです。
asahi.com「保険の「強制貯蓄機能」は、いまや幻想」
http://www.asahi.com/health/seiho/TKY200909100080.html

青山さん、追伸です。

ちょうど2年前に、この終身保険(1500万)に加入したとのことです。

この終身保険の解約をお考えであれば、解約する時期が契約から1年11ヶ月の場合と、2年0ヶ月の場合とでは、解約返戻金額が大きく違うことも考えられます。

保険会社に事前にご確認のうえ、払い込む保険料との兼ね合いをお考えになり、解約されますよう。

老婆心ながら。

秋桜児 様

 アドバイス頂き、ありがとうございます。そういう可能性もあるんですね。
 今、証書を確認したところ、契約日が3月1日でしたので、返戻金と保険料を比べてから書類を提出したいと思います。どうもありがとうございました。

管理人のみ閲覧できます

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Re: 2010/04/24コメント

2010/04/24コメントを下さった方 様

コメント有難うございます。
私の考えが正しそうだと言うことでうれしく思います。
ご確認有難うございました。


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秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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