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保険料に占める付加保険料(会社運営経費)比較-定期保険

「定期保険」(*1)を使って、保険契約者が支払う保険料の中に、どのくらい保険会社の運営経費(付加保険料)が含まれているかについて、保険会社間の比較をしてみました。

男性、保険金額(保障額)1000万円、保険契約期間10年、
の定期保険で、各加入年齢ごとに「保険会社の運営経費(付加保険料)」がどのように推移するかについて、6つの保険会社間で比較してみました。

保険契約者が支払う保険料は、大きく分けて
・将来の保険金支払の財源となる部分-いわば、生命保険料の「原価」-
・保険会社の運営経費に当てる部分-「付加保険料」-
に分かれているようです。(*2)(*3)

保険料に占める「付加保険料」が多いほど割高な商品ということになります。

定期保険(保険金額1000万円)付加保険料比較
定期保険_付加保険料比較(縮小)
*保険料「原価」は、ダイヤモンド オン ライン 「生命保険の原価計算機2008年版」で計算した価格を使用。
*「付加保険料率(経費率)」は、付加保険料÷月額保険料 で算出した。
*「-」欄は、未調査のもの
*ライフネット生命「かぞくへの保険」(無配当、無解約返戻金)
*SBIアクサ生命「カチッと定期」(無配当、解約返戻金有り)
*オリックス生命「ファインセーブ」(無配当、無解約返戻金)
*東京海上あんしん生命「定期保険」(無配当、解約返戻金有り)
 (注)東京海上日動あんしん生命の「30歳」保険料は推定額。
*アメリカンファミリー「light フィットプラン」(無配当、解約返戻金有り)
(「不慮の事故」で支払われる保険金額は「不慮の事故以外」で支払われる保険金額の2倍となる。)
*明治安田生命「個人定期保険」(有配当、解約返戻金有り)
 (注2)明治安田生命の保険料は、2007/2/22発表資料から引用

上記の表に記載している付加保険料の推移をグラフにしてみました。
定期保険_付加保険料比較グラフ
*ライフネット生命の「60歳~10年間」の保険料は、「60歳~70歳」の保険料です。

このグラフを見ると、
抱えている営業員の数が、保険料に含まれる付加保険料の額に影響しているように思えます。
言い換えれば、「営業員を抱えている保険会社ほど、保険料は割高だ」と概ね言えそうです。

明治安田生命の「付加保険料」が最も高くなっています。
自社で大量の保険営業員を丸抱えしている会社は、保険料の中に多額の運営経費(付加保険料)を載せなければならないようです。
入れ替わりの激しい営業員を育てる経費、維持する経費が多額に掛かるのでしょう。
ダントツのトップです。

次に「付加保険料」が高額なのが、アメリカンファミリーと東京海上日動あんしん生命です。
自社の営業員と保険代理店を使って、保険募集を行っているところです。
明治安田生命などの大手国内生保ほどではないにしろ、営業員や代理店を抱えていることの経費は、それなりに必要だということでしょう。
年齢が高くなるにつれ、付加保険料も徐々に高くなっています。
これは、顧客が払うことになる保険料が高くなれば、それに比例して営業員の販売手数料も高くする仕組みにしていることが影響しているのでしょうか。

次が、ネット専業保険会社ができる前は、おそらく業界最低水準の保険料であったであろう、オリックス生命です。
通販で保険申し込み予約ができるようです。
オリックス生命は、年齢が高くなっても付加保険料の水準はそれほど変わりません。
通販で保険申し込みをさせるのであれば、契約1件当りの募集経費はそれほど変わらないということでしょうか。

最低水準の「付加保険料」になっているのは、やはり、ネット専業の2社です。

平成20年4月7日、国内初のネット専業生命保険会社としてSBIアクサ生命が誕生しました。
それに遅れること約1ヶ月。同じ年の5月18日にライフネット生命が営業を開始しました。

同じような営業形態の保険会社ですから、保険料水準(付加保険料の水準)も同じような推移で動いていって良いはずです。
しかし、実際には、若い人向けにはライフネット生命が安く、中年以降はSBIアクサ生命が安くなっています。
しかも、ライフネット生命は、6社の中で、付加保険料の上昇率が最も高くなっています。

なぜ、同じような営業形態の会社が、同じような付加保険料の推移とならないのか。

ライフネット生命は、契約者が支払う保険料におおよそ比例して「付加保険料」も上がる仕組みになっているということです。(*3) 
逆に言えば、保険料が低い若い世代には、より低い付加保険料になるということです。そして、若い世代に保険料をさらに安く提供できるということです。

なぜこのような価格体系にしたのか?
一言で言えば、それは、ライフネット生命の「戦略」だと考えています。

ライフネット生命は、生命保険料の内訳を発表した、2008年11月21日の報道発表記事(*3)で、「より大きな保障を必要とする20~40代の働き盛りのお客さまを主たるターゲットに、国内最低水準の保険料を実現」と書いています。

ターゲットを絞り込み、若い世代に向けて価格で強いインパクトを与えるための戦略。他社との明確な差別化を図るための戦略。

オリックス生命やSBIアクサ生命と似たような価格体系にもできたでしょう。でもそれでは、後発者であるライフネット生命は、インパクトが不足する。
幅広い世代に強いインパクトを与えるような価格体系にする体力はない。だから、中年以降の世代向けには、他社に客が多少流れても仕方ない。長い付き合いのできる若い世代で勝負する、ということではないかと、素人考えを巡らせています。

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*1)定期保険・・・保険期間(1年・5年・10年・15年・20年・25年・30年や、60歳満期など)が決まっていて、この期間内に亡くなったときだけ、死亡保険金が支払われる保険。
 「かづな先生の保険ゼミ-定期保険」

*2)保険料の内訳・・・純保険料と付加保険料に分かれている。
 「かづな先生の保険ゼミ-保険料の仕組み」

(*3)「徹底した情報公開を目指すライフネット生命保険、付加保険料率の全面開示へ-2008年11月21日」

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☆関連記事☆
定期保険・保険料比較2009.03.14版
定期保険・保険料比較2008.02.02版
定期保険・保険料比較2006.03.18版
収入保障保険・保険料比較2009.05.10版
終身保険・保険料比較2006.03.25版

付加保険料(会社運営経費)比較を保険営業員に見せたら

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2010-03-11コメントをお寄せくださった方へ

貴サイトにリンクを設置してくださった由、有難うございます。

当サイトは、ご覧いただければ分かるとおり、生命保険を考えている方々向けのブログです。
貴サイトにご興味のある方々は、当サイトのような稚拙なブログには興味をお示しにならないのではないかと思います。

リンクを設置いただいたことは大変ありがたいのですが、もし他の方で貴サイトにリンクの設置をご希望の方がいらっしゃれば、その方を優先してくださいますよう。


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秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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