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医療保険はどれほど必要なのか?

TVや新聞などで、医療保険に関する広告が目に付きます。
「入院1日目から保障します」「一生涯の入院保障。しかも健康ボーナス付き」などなど。

入院したら結構費用が掛かりそうで心配だから、あるいは、長期入院にでもなったら更に入院費用がかさんでしまうのでは、という漠然とした不安から民間医療保険の需要が喚起されるのでしょう。
それでは、民間医療保険に加入している人たちが実際に入院した時に、どれくらいの入院給付金を受け取っているのでしょうか。

生命保険の動向(2006年版)「医療給付金」の項をみますと、17年度実績で、
支払われた入院給付金は、給付件数が436万件、給付額が6186億円です。入院給付1件当たりの給付額は約14万円 。入院給付金日額5000円を給付する保険ですと、入院日数約28日分 です。
手術給付金は、給付件数が198万件、給付額が2252億円です。手術給付1件あたりの給付額は約11万円 。
大雑把に言うと、手術給付金を受け取るのは、入院給付金を受給した人の半数である、ということです。

したがって、民間医療保険に加入している人が入院した場合、入院給付金等の平均受給金額は、約20万円程度 にしか過ぎないということです。

一方、保険契約者が医療保険に支払う保険料総額 は、30歳、男性が、「入院給付金日額 5000円、1入院当たり120日限度、終身保障、65歳払い込み満了」の医療保険に加入した場合、200万円~300万円 となるでしょう。

民間医療保険で どのくらいの入院給付金等が支払われている かについては以上の通りですが、
それでは、実際に入院患者等の状況はどうなっているのでしょうか?

まず、一般の人が入院する確率はどのくらいなのでしょうか?
厚生労働省平成14年度入院患者数等調査結果によれば、入院患者数は、30歳代から40歳代中盤までは、人口10万人当たり400人台です。
(正確には、1年のうちのある1日に、入院していた人の数)
30歳代から40歳代中盤までの人が、1年のうちのある1日に入院している確率は、0.4%ということになります。50歳代でも1%程度です。

また、平均入院日数はどのくらいなのでしょうか?
厚生労働省平成14年度平均入院日数等調査結果によれば、全傷病を平均して、入院日数は30日程度です。精神疾患を除けば、脳血管疾患の100日が最高です。その他の傷病は、おおよそ30日程度以下となっています。

入院したら実際に治療費はどのくらい必要なのでなのでしょうか?
公的健康保険制度として、高額療養費制度(http://ucosmos.blog95.fc2.com/blog-entry-346.html)があり、一般的には、差額ベッド代等を除き、1ヶ月8万円程度の医療費負担額で済みます。

以上、記載してきたことは、主に平均データに基づくものではありますが、入院する確率、日数、費用を勘案したら、いくらまで保険料を負担して民間医療保険でカバーしてもらおうとするのが良いのか、ということを良く考えて見る必要があるのではないでしょうか。

入院給付金として受給する金額は、平均すれば、大抵の人だったら持っている貯蓄額の範囲内に収まる程度の額なのですから。

(H24.10.13 一部加筆修正)

☆関連記事(H21.10加筆)☆
「医療保険は入ってはいけない 」
「医療保険を検討しているときに考えてみること 」
「入院費の支払に貯蓄を取り崩すのは損?」

「医療保険加入のポイント」
「医療保険加入のポイント(2)」
「医療保険加入のポイント(3)」
「医療保険加入のポイント(4)」
「医療保険加入のポイント(5)」

「終身医療保険で一生涯の安心は買えない」
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「DIY医療保険」のススメ」
「医療保険の一つのあり方 -免責期間30日の医療保険-」
「医療保険のジョーシキ」
「生命保険料の決まり方(「医療保険」編)」
「新しい保険が出ました、というけれど・・・ 6 –医療保険-」

「医療保険商品比較」


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