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低解約返戻金型保険と定期預金、どちらが利殖に有利?

<<質問・原題:低解約返戻金型の保険とネット銀行の定期預金、利殖にはどちらが有利なの...>>
            質問日:2010/06/23

低解約返戻金型の終身保険とネット銀行の定期預金、利殖にはどちらが有利なのでしょうか。
 
 ある保険会社に見積もってもらったところ、払込期間が10年の低解約返戻金型終身保険に加入した場合、払込総額が191万3830円(19万1383円/年×10年)で、払込直後の解約返戻金が203万9070円、解約返戻率が106.5%との回答がありました。
 (解約返戻率:解約返戻金÷払込総額×100)

増えた額は203万9070円-191万3830円で12万5240円。

そこで質問です。なお、以下の質問は、純粋にお金をどれだけ増やすことができるのかどうかという観点からのみ考えてください。
(1)保険と年利0.75%の10年のネット銀行定期預金、利殖効果としてどちらが有利なのか。もし、利殖効果が同じとするならば、途中解約をしても元本割れをしないという意味で、定期預金の方が有利と考えていいか。
(2)保険の方が有利なのであれば、この場合、年利で何%(税引き前)の10年定期預金にすれば同じ効果が得られることになるのか。

※要は、お金を増やすにあたって、低解約返戻金型保険とネット銀行の定期預金とで、どちらが得なのかを知りたいということです。今後10年の間に私の身に不幸があった場合のお金はすでに手当てしてありますので、純粋にお金を多く増やせるかどうかだけを考慮しています。

<<回答 >>  2010/06/27
 (ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)

●「純粋にお金をどれだけ増やすことができるのかどうかという観点からのみ考えてください。」ということですので、まず、その観点から書いていきます。

(1)ネット銀行の定期預金で、年19万1383円を年利0.75%(税引き後0.6%)で10年間預け入れた場合、10年後の利息受取額(税引き後)は、およそ6万5千円ほどになると思います。
10年後の利息受取相当額だけを比べるならば、保険のほうが6万円ほど有利ということになります。

(2)年19万1383円を銀行定期預金に10年間預けて約204万円にするには、1.4%程度(税引き後1.1%程度)の金利が必要です。

●次に、「純粋にお金をどれだけ増やすことができるのかどうか」以外の観点から書いてみます。

私の個人的な意見ですが、低解約返戻金型の保険を契約するに当っては、
・子供の教育費がかさむようになるなどして、その払込保険料が生活費を圧迫するようになっても、保険料払込期間中は決して解約することなく、
・世の中の金利があがっても、この保険に加入していることを恨めしく思うことがない、
このようことを了解できるならば、現時点の金利と比べるとメリットがあるかもしれません。

しかし、利息の差約6万円は、1ヶ月当たり(6万円÷120ヶ月)にすれば、500円の差、ワンコインの差です。
年19万1383円を1ヶ月当りにした額15950円にワンコインを上乗せして、月16450円を10年間(120ヶ月間)積立預金すれば、金利0.75%がずっと続くとしても、10年後にはおよそ204万円になる計算です。
しかも、決して元本割れすることなく。
もちろん、積立期間中に金利が上がれば、それに応じて受取ることができる利息も増えます。

低解約返戻金型の保険を契約しようとする人は、もちろん、中途で解約しようと考えている人はいないでしょう。
相談者さんは大丈夫なのだと思いますが、中には、数十万円の元本割れを覚悟で止むを得ず中途で解約する人も出てくるようです。

また、予定利率が固定されている低解約返戻金型の保険ですと、世の中の金利が上がっても、解約返戻金は変わりません。

何があっても10年間は解約せずに払い込み続けるという強い意思と、利息相当額は最大で12万5千円もらえれば良いというお考えがあるのであれば、低解約返戻金型の終身保険も良いのかもしれません。
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☆当ブログ 関連記事☆ (H23.3.20追加記載)
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Comment

保険は利殖手段ではない。

こんにちは。

個人的には、お金を増やしたいのであれば、保険ではなく預貯金や投資信託、株、債券による投資をお勧めしますね。

生命保険は死亡・医療・生存などの保障を確保する契約です。お金を増やす手段ではありません。

Re:保険は利殖手段ではない。

現役保険営業マン さん

コメントありがとうございます。

おっしゃるとおりだと思います。
しかし、保険営業員の中には、低解約返戻金型終身保険を、あたかも有利な利殖のごとく勧誘する方がいるのでしょう。



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