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一般の主婦が月額保険料36000円の保険に入るのは?(40歳、主婦)

<<質問・原題:女性(主婦)の生命保険、医療保険における一般的な支払額について>>
            質問日:2010/6/19

一般的な家庭の主婦(40歳)での保障額と支払い額についてお教えください。
1)生命保険(死亡時の保障額1000万円)
60歳で支払い終了で一生涯保障のタイプです。支払額は約月26,000円
2)医療保険(120日型、入院10,000円/日)
60歳で支払い終了で一生涯保障のタイプです。支払額は約月10,000円(解約返戻金あり)

上記の加入を検討しています。家庭によってさまざまですが、如何でしょうか?
(「教えて!goo保険」より)

<<回答 >>  2010/6/27
 (ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)

月額36000円もの保険料、家計に負担はかかりませんか? 20年間も払い続けられそうですか?

一般的な家庭の主婦(40歳)ということですが、
・なぜ1000万円の終身死亡保障が必要なのか、
・なぜ入院1万円の終身医療保障が必要か
とお考えなのかがわかりません。

生命保険を契約するに当って
・貯金等の他の手段ではなく、何故保険でなくてはだめなのか
・自分にとって、家族(遺族)にとって、本当に保険は必要なのか
(ウィキペディア-生命保険 より)
を考えてみませんか?

相談者さんがご検討の保険は、
1)終身保険(死亡時の保障額1000万円)
60歳で支払い終了で一生涯保障のタイプです。支払額は約月26,000円
2)医療保険(120日型、入院10,000円/日)
60歳で支払い終了で一生涯保障のタイプです。支払額は約月10,000円(解約返戻金あり)
これらの保障合計で月36000円。20年間払い込みますと、860万円払い込むことになります。

提案された保険種類及び保険料から推定すると、低解約返戻金型終身保険(例えば、東京海上日動あんしん生命が発売している「長割終身」など)と、特約で医療保険を付けた商品でしょうか。

終身保険は、「貯蓄代わりにもなる」とかなんとか保険営業員から言われたのでしょうか。「終身保険は20年間で600万円ほど払い込むと、払込満了後には解約返戻金が670万円ほどになる。医療保険も、(解約すれば)払い込んだ保険料の6割くらいが解約返戻金として戻ってくる。60歳時以降に解約すれば、結果として保険料負担額が少なくなったことになる。」
とかなんとか言われたのでしょうか。

終身保険は、19年11ヶ月目までは元本割れ(払い込んだ保険料累計額よりも解約返戻金が少ない)の状態が続きます。元本割れ額は、最大で100万円を超える額になりませんか?
19年11ヶ月の間解約することなく続けられた場合に限って、20年0ヶ月目から、終身保険が初めて貯蓄らしくなるのです。

数百万円の資金を、保険会社に数十年間にわたって拘束されなければ、貯蓄らしくならないのです。

私は、保険の本来の目的は「保障」(万一のことがあった時に保険金というお金をもらうためのもの)だと考えています。そこに「貯蓄」という要素を加えようとすると、余分なお金(保険料)を払わなければなりません。


保険営業員から勧められた保険に加入したつもりで、以下の保障に入り、差額を銀行預金等で貯蓄していくこととしたらどうでしょう。

(埼玉)県民共済

59歳までの死亡保障、医療保障

死亡保障 400万円
医療保障 入院1日4500円

この保障で、月2000円。支払保険料は20年間で48万円。

860万円と県民共済での掛け金との差額 約810万円。
810万円を現金で残すことができます。

保険での保障は、
相談者さんがお亡くなりになったときにご遺族のために、
相談者さんが入院したときにご自分のために
なる保障です。

もし、県民共済で保障を買い差額を貯蓄したときに、その差額810万円は、相談者さんがお亡くなりになったときにも、入院したときにも、さらには、ご主人が入院したときにも使えます。
お金(現金)にイロは付いていないわけですから。

現金100万円があれば、入院1日5千円の保障にしますと、200日分の保障です。400万円なら800日分の保障。
現在は、入院1回当たり平均入院日数は30日程度と言われています。
現実的にはありえないでしょうが、25回以上入院を繰り返すことができる計算です。

わざわざ一生涯の保障を高額な保険料(掛け金)を払って買わなくても、800万円の現金があれば何とかなると思いませんか?


(ご参考)
社会保障制度として「高額療養費制度」があります。
どんなに医療費が掛かろうが、1ヶ月の医療費自己負担額は10万円程度です。
「日本経済新聞-医療保険-高額療養費制度」
「日本経済新聞-医療保険-医療保険設計のポイント」

+++   +++
*この記事は、「教えて!goo保険」で私が回答した記事を転載しています。
*質問及び回答内容で、一部省略・変更を加えた箇所があります。
+++   +++

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秋桜児

Author:秋桜児
初めて生命保険を契約してから○十年。
営業員に勧められるがままに保険契約してはいけないと分かってから、○年。
自分の二の舞になって欲しくないと願っている、妻子持ちの中年サラリーマン。
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