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月額保険料4万円の保険提案、ご意見を(23歳夫婦)

<<質問・原題:先日保険相談に行ってきました。保険に加入するのは初めて>> 質問日:2010/08/10

先日保険相談に行ってきました。保険に加入するのは初めてで紹介されたプランが妥当なのかよくわからなくて皆様の意見をください!!

夫(23)、妻(23)、こども(4ヶ月)
年収約500万ボーナスあり、手取り約30万円
(ボーナスは全額貯金しマイホームの頭金にしたい)
私は今、専業主婦で今のこどもが小学生くらいになったら社会復帰予定です。
(それまでは主婦かパート…)
子供はもう1人を予定しています。

以下が保険代理店から勧められた保険内容です。
合計保険料は、月々 約4万円(総額払込保険料 約1200万円)となります。
●勧められた保険
1.子供の学資用
低解約返戻金型定期保険(あいおい生命)、保障額760万円(15年払込)、
保険料:年払い236,800円(月々約19,740円)、払込保険料総額 3,552,000円
18年後の返金率:117.7%

2.夫の死亡保障保険
(1)終身保険(富士生命(払込免除特約付))、保障額700万円(60才払込)
保険料:月々9639円、払込保険料総額 4,279,716円

(2)定期保険(三井住友海上きらめき生命)
逓減定期保険、保障額550万円(30年満了)
保険料:年9361円(月々約800円)、払込保険料総額 280,830円

(3)定期保険(東京海上あんしん生命)
収入保障保険、保障額 月5万円保障(60才まで)
保険料:年16,900円(月々約1400円)、払込保険料総額 625,300円
※学資用と死亡保障保険(2)、(3)は2人目が出来たら追加しようと思っています。

3.妻の死亡保障保険
共済保険、保障額500万円(10年間)
保険料:月々500円、10年間払込保険料総額 60,000円
とりあえず働く迄…

4.夫の医療保険
終身医療保険(AIGエジソン生命)、終身60日型(60才払込)、入院日額1万円
・三大疾病入院給付金特約、先進医療特約、保険料払込免除特約をつけて…
保険料:月々4262円、払込保険料総額 1,892,328円

5.妻の医療保険
終身医療保険(損保ジャパンひまわり生命)、終身60日型(60才払込)、入院日額5000円
・女性特約、先進医療特約、保険料払込免除特約をつけて…
保険料:月々2943円、払込保険料総額 1,306,692円

6.こどもの保険
共済保険、月々1000円

質問1:保険料払いすぎですか?(プランナーの人曰くこのくらいは最低ラインらしいです)
質問2:似たような保険で別のおすすめの保険ありますか?
質問3:学資用の保険は返金利率が高いことが第一条件なのですが他におすすめはありますか?
質問4:旦那の死亡保障の金額は妥当ですか?

<<回答 >>  2010/08/13
 (ハンドルネーム ucosmos で回答しています。)

>質問1:保険料払いすぎですか?(プランナーの人曰くこのくらいは最低ラインらしいです)

個人的な印象を申し上げれば、「払いすぎ」です。

保険営業員が言ったという「このくらいは最低ライン」という言葉は、
・善意に解釈すれば、「保障額」としてはソコソコのライン、ということかもしれません。(但し、終身保険で保障をすべきかどうかは別問題)
・悪意に解釈すれば、「保険営業員である自分が十分な儲けを確保するためには、相談者さんに月々4万円くらいの保険料を払ってもらう保険に加入してもらうことが、自分にとっての最低ライン」という意味にも解釈できます。(保険営業員の儲けは、顧客が払う保険料に比例するらしいです。)

数十年間にわたって毎月4万円もの保険料を払い込んでいく自信はありますか?
全て払い終わると、総額1200万円ものお金を保険につぎ込むことになります。

お金は、優先順位を付けてお使いになることにしたらいかがでしょう。
保険は、今何かあったら大変困ること(御主人の死亡)を重点に。
半世紀くらい先のことは、とりあえず後回し。(終身保険は後回し)
保険料を安く済ませる分、マイホーム資金を貯めることに重点を移したらいかがでしょう。
今の生活があって未来があります。今の生活をエンジョイすることも忘れずに。将来を心配しすぎて、現在の生活を過度に圧迫しすぎませんよう。

このようなことを考慮して相談者さん家に必要と思われる生命保険を考えてみます。

・ご主人の死亡保障は、親としての責任が重い時期-お子さんが成人するまで-に特化。
 その際、公的保障である「遺族年金」があることを考慮。

・御主人、奥様の医療保障も、「高額療養費」制度という公的保障があることを考慮。

●御主人の死亡保障 
(1)収入保障保険 月額保険料 1696円
 現在の家計費を月額30万円と仮定します。御主人が亡くなった場合、必要な家計費はその7割と言われています。(御主人の小遣い等が無くなるので)
ご遺族の必要な家計費 21万円。
公的保障で「遺族年金」があります。(かづな先生の保険ゼミ-遺族年金
遺族年金を月額13万円もらえると仮定します。
そうすると、ご遺族に必要な家計費は、8万円=21万円-13万円
この金額8万円をお子さんが成人する頃、御主人55歳まで保障してもらうこととします。
ネクスティア生命の商品「カチッと収入保障」ですと、
23歳、男、55歳まで保障、保障額 月8万円、という条件ですと、
月額保険料は、1696円。

(2)死後整理資金 月額保険料 950円
 お子さんが成人する頃までの保障。死後整理資金を500万円と想定。
オリックス生命、ファインセーブという保険(定期保険)ですと、
23歳、男、25年間保障、保障額 500万円という条件で、月額保険料 950円

●御主人、奥様の医療保障 ご夫婦で2000円
 医療費がどんなに掛かっても、1ヶ月の負担限度額は9万円程度になる公的保障「高額療養費」制度(日本経済新聞-高額療養費 )を考慮すれば、医療保険の保障は、入院1日5千程度で良いのでは。

入院した場合に困る度合いが高いのは、長期入院した場合では?
30日くらいの入院であれば、10万円くらいの負担にしかならないので、とりあえず貯蓄で対処することにして、保険では長期入院に対応してもらう、ということにしたらいかがでしょう。「31日目から保障型」で考えてみます。
また、今回加入する保険に、ずっと加入し続けるかどうかわかりません。
とりあえず、保険期間が10年の保険はいかがですか。

アメリカンホーム 入院ingという商品で、
23歳、男、保障期間10年、入院1日7千円、31日目から保障、1回の入院で365日まで保障
月額保険料 1000円
(奥様も同額のようです。)
(この保険商品では、23歳ですと、入院1日7千円の保障が最低のようです。10年後くらいに保障額を5千円に下げたらいかがでしょう。)

●お子様の学資用
 お子さんの教育費に「低解約返戻金型」保険は、可能であれば避けたらいかがでしょう。中途解約が非常に不利な商品です。新規加入するときは誰も中途解約するなどと考えません。雨が降ろうと槍が降ろうと、十数年間払い込み続けなければならない事実を吹き飛ばして、十数年後に戻ってくる金額だけを見てしまいがちです。しかし、現実には家計の変化で中途解約せざるを得ないこともあるようです。

 学費を貯めるのに、保険にこだわる必要はないと考えます。確かに、現在は金利は低いですが、今後上がるかもしれません。
また、当面、学資を200万円貯めることを目標にしたらいかがでしょう。
現行預金ですと、元本割れは全くありません。18年で200万円貯めるとしますと、月々9000円。
どうしても「保険」ということであれば、ソニー生命の商品か、アフラックの商品が返戻率が高いらしいです。

●奥様の死亡保障
共済500万円(10年間)、月々500円、とりあえず働く迄…。
賢い選択だと思います。

以上の保障内容ですと、お子さんの学資用の資金を除けば、月々の保険料はご夫婦で5千円ほどです。
学資用の貯蓄を9千円づつしていくとしても、合計1万4千円。
保険代理店から提案のあった保険料4万円との差は、2万6千円。この金額は住宅購入資金に回すことも可能です。

+++   +++
*この記事は、「教えて!goo保険」で私が回答した記事を転載しています。
*質問及び回答内容で、一部省略・変更を加えた箇所があります。
+++   +++

<当ブログ関連記事> (H23.3.20追加記載)
貯蓄目的で終身保険に加入したい
保険の貯蓄性という幻想
低解約返戻金型保険と定期預金、どちらが利殖に有利?

一般の主婦が月額保険料36000円の保険に入るのは?(40歳、主婦)

「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(1)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(2)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(3)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-低解約返戻金型終身保険(4)」
「貯蓄代わりにもなる保険?-保険でなくても保険はできる」
「貯蓄代わりにもなる保険?-(まとめ)この世にお得な保険はない」

「低解約返戻金型終身保険」に横たわる"長くて深い谷"

「掛け捨てでない保険が良い?(1)」
「掛け捨てでない保険が良い?(2)」
「掛け捨てでない保険が良い?(3)」
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(赤い文字で書かれたものは本記事に関連が深いカテゴリーです。橙色で書かれたものは、その次に関連があるカテゴリー。)
関連記事

Comment

コンサルティングが不十分ですね。

お久しぶりです。

ん~一言で言えばコンサルティングが不十分な案件ですね。

相談者と営業パーソンが、「お互いに意見を交換し合う」ということをしっかりやって保険のプランニングを行えば、「提案されたこの保険プランは妥当なのだろうか?」ということは起こらないはずです。

RE:コンサルティングが不十分ですね。

現役保険営業マン さん

久々のコメントありがとうございます。

この相談者の相手をした保険営業員は、よっぽどノルマに追い立てられていたのか、この相談者をカモだと思ったのか、
どちらかではないでしょうか。
20歳代前半の人に、4万円もの保険料を払わせるような保険提案をするのですから。

相談者の方が、もしこの保険提案のとおりの保険を契約したら、きっとどこかの時点で保険料を払い続けることが苦しくなってしまう時期が来るのではないでしょうか。もちろん、今後お金持ちになれば別でしょうけど。
(もっとも、そうなれば、数百万円程度の終身保険など意味がなくなり、不要になるかもしれませんが)


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