2月12日(月)の読売新聞にこんな記事がありました。
「生きがいがない人は、ある人に比べ、病気などで死亡する割合が1.5倍に高まる。」 もちろん、どんなに健康に気をつけても、病気になることはあるでしょう。
しかし、健康維持を図り、生き生きと生きることは、病気になるリスクも確実に減らすと言うことです。
当たり前のことですが、医療保険が自分の身を守ってくれるわけではありません。病気になった時に、一定の範囲で、お金の面で少し手助けをしてくれる、だけです。
健康を取り戻すことまで保障してくれるわけではありません。
そんな人はいないかもしれませんが、
多くの特約が付いた終身医療保険に入ったから安心だとばかりに、暴飲暴食、不規則で無気力な生活をして、重い病気にかかってしまったらなんにもなりません。
一時的に医療保険からお金をもらえたとしても、一生付き合うことになる病気を、一生面倒はみてもらえないでしょう。
どんなに保険料をつぎ込んで、たくさんの特約が付いた、厚い保障の医療保険に入っても、治療やその後の療養にかかる全ての費用を賄ってくれるわけではありませんから。
お金の面だけでさえ、医療保険は全て面倒を見てくれるわけではないのです。
民間会社では、損はできないので、そんな全てのリスクまで背負いきれないのです。
○○特約、△△特約というように、たくさん特約がついて契約者を安心させるようにみえる医療保険でも、その保障の対象となる事態が発生すること自体が低く、かつ、一定額以内の保障なので、特約としてたくさん付けても、会社が損をしない範囲(平均すれば契約者は得にならない範囲)だから、
単に売ることができているだけなのではないでしょうか。
健康維持を図ったり、生きがいを持つことが、転ばぬ先の杖。医療保険は、転んだ時の補助の杖。
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2月12日(月) 読売新聞 朝刊34面 より
生きがいがない人は、ある人に比べ、病気などで死亡する割合が1.5倍に高まる。 −東北大学大学院医学系研究科の辻一郎教授(公衆衛生学)の研究グループが、こんな調査結果をまとめた。
研究グループは、1994年に宮城県内の40歳から79歳の健康な男女4万3391人の健康調査を実施。
このうち、7年後の2001年末までに病気にかかるなどして死亡した3048人について死因を追跡調査したところ、がん(1000人)が最も多く、続いて脳卒中などの脳血管疾患(479人)、肺炎(241人)などが多かった。 ・・・中略・・・
その結果、生きがいが「ない」と答えた人は「ある」と答えた人に比べ、脳血管疾患で死亡した割合は2.1倍高く、肺炎も1.8倍高かった。がんでは、生きがいの有無による影響は見られなかった。
こうした病気のほか、自殺なども含めて死亡した割合を全体でみると、生きがいがない人は、ある人に比べ1.5倍高かった。
辻教授は、「良好な感情を持つことは、感染症を防ぐ良い効果があるといわれている。定年後も、社会活動への参加などで生きがいを持ち続けることが大事だ。」と話している。
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