民間保険は、契約者のリスクの高さに応じて保険料が決まります。それが民間保険の公平です。
公的保険は、加入者の所得の高さに応じて保険料が決まります。それが公的保険の公平です。
公的保険では、所得の違いによって支払う保険料が違っても、加入者はほぼ同等の保障を得られます。
民間保険では、リスクの高い人はリスクの低い人の何倍もの保険料を払わなければ、同等の保障は得られません。
お金持ちも貧乏人も関係ありません。
もし今後、民間保険が公的保険を凌ぐほど台頭してきたらどうなるでしょう。
所得が低く高齢で病気がちな人は、必要な保障を極めて得にくくなるでしょう。本当は保障を強く望んでいる人でしょうに。
マスメディアは、現代社会は格差社会であると書き立てます。
しかし、主流の保障が民間保険になったら、弱い立場の人は病院にかかりたくてもかかれない、あるいは、低質の医療しか受けられないようになってしまい、ますます格差が広がるでしょう。
公的保険が主流だからこそ、国民ほぼ全てがほぼ同質の保障を受けられるのです。
公的保険は、格差社会に歯止めをかける役目も担っている、とも言えるのではないでしょうか。
公的保険に関する問題も指摘されてはいますが、
しかし、
公的保険はこれからも国民に対する保障の主役である必要があると考えます。
民間保険は、あくまでも脇役であるべきだ、と考えます。
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今後は少子高齢化が進むといわれております。
そのような時にこそ今の公的医療保険制度が必要だと思われます。
一定の自己負担は生じるものの、保険証1枚でどの病院でも治療を受けられる公的医療保険制度は何としても維持すべきですね。